| 予測 | 易 | 難 | 予測困難 | |
| 実測 | 易 | 42 | 5 | 7 | 中 | 1 | 17 | 7 | 難 | 1 | 117 | 3 |
| 的中率 | 42/44 (95.5%) |
134/139 (96.4%) |
17/200 (全体の8.5%) |
|
| 構造式 | 予測 | 実測 | 備考 | |
| 1 | アルキルスルホン酸類 未公表物質 |
易 | 中 | 逆転条件で試験中 メタンスルホン酸・アルケンモノスルホン酸は易分解 |
| 2 | ![]() |
易 | 難 | ピロール、イミダゾールは易分解 類似構造情報が少ない |
| 3 | ![]() |
難 | 易 | BOD分解度60%以上 t-BuOHが残留 化審法は難分解判定 |
| 4 | ![]() |
難 | 易 | 水中でゆっくり変化 類似構造情報が少ない |
| 5 | ![]() |
難 | 易 | 予想変化残留物であるジエチレングリコールは標準条件で中程度分解 |
| 6 | ![]() |
難 | 易 | BOD分解度60%以上 ペンタエリトリオールが残留 化審法は難分解判定 |
| 7 | ![]() |
難 | 易 | ベタイン類 類似構造情報が少ない |
| 予測 | 易 | 中 | 難 | |
| 実測 | 易 | 32 | 13 | 9 | 中 | 12 | 6 | 7 | 難 | 14 | 21 | 86 |
| 的中率 | 32/58 (55.2%) |
6/40 (15.0%) |
86/102 (84.3%) |
|
本システムの予測的中率は100%ではありません。したがって、必ず予測失敗物質が存在することを十分考慮した上で使用しなければなりません。
本システムの濃縮性予測トレーニングデータ(580物質)は平成12年度までに得られた化審法既存化学物質安全性点検の結果を使用しています。バリデーションデータ(92物質)は平成12年度〜平成18年度に得られた既存点検結果を使用しています。
生物濃縮倍率(BCF)の実測値は低濃縮性の目安として1000倍未満、高濃縮性の目安として5000倍以上及び1000倍から5000倍の間に分類しました。
BCFの予測は定性的な低濃縮性予測(解離性物質や高分子量物質等)と計算logPowから定量的にlogBCF予測値の実数を算出した定量的予測を実施しました。
定量的な予測の検証ではBCFの実測値と予測値をBCF1000倍未満、1000倍以上5000倍未満、5000倍以上に分類して、予測値が実測値と同じBCFの範囲内にある場合を予測的中としました。予測値が実測値よりも大きい場合をフォールスポジティブ、予測値が実測値よりも小さい場合をフォールスネガティブ(FN)としました。
また、検証で用いたlogPow値はKowwinによる計算値です。
表4.濃縮性予測の検証結果
| 濃縮ver.2.18 (検証データ) |
定性予測 | logPow-logBCF相関による定量予測 | 予測 困難 |
計 | 特定率 | |||
| BCF<1000 | <1000 | 1000〜5000 | 5000< | |||||
| 実 測 B C F |
<1000 | 32 | 33 | 3 | 0 | 8 | 76 | 73.9% (68/92) |
| 1000〜5000 | 0 | 1 | 0 | 2 | 4 | 7 | ||
| 5000< | 0 | 1 | 0 | 3 | 5 | 9 | ||
| 計 | 32 | 35 | 3 | 5 | 17 | 92 | ||
| 的中率 | 100% (32/32) |
94.3% (33/35) |
0% (0/3) |
60.0% (3/5) |
18.5% (17/92) |
|||
| 83.7%(36/43) | ||||||||
| 90.7%(68/75) | ||||||||
■はフォールス・ネガティブを示す

図1.濃縮性予測 検証フロー
予測値が実測値より小さいFNは2物質で、クロロシクロペンタジエン類及び六塩化ブタジエン(87-68-3)でした。表5にFNの2物質を示します。
表5.濃縮予測 ver.2.18のフォールス・ネガティブ2物質
| 構造式 | logPow 計算値 実測値(手法) |
実測 logBCF (BCF) |
予測 logBCF (BCF) |
実測値と予測値との差 | |
| 1 | クロロシクロ ペンタジエン類 未公表物質 |
4.63 4.89(SF) 5.04(HPLC) |
3.62 (4200) |
2.76 (570) |
0.86 |
| 2 | ![]() 87-68-3 |
4.72 5.1(SF) 4.8(HPLC) |
3.88 (7630) |
2.83 (670) |
1.05 |
* SF(フラスコ振とう法)、HPLC(HPLC法)
BCF予測の検証で予測困難物質はlogPowが7以上及びフッ素化合物でした。表6に予測困難で実測BCFが5000以上であった5物質を示します。
表6.予測困難物質
| 構造式 | 実測BCF(logBCF) | 予測 | 計算値 | |
| 1 | ポリブロモ化ビフェニル類 未公表物質 |
22000(4.34) | 困難 | 8.21 |
| 2 | ポリブロモ化ビフェニル類 未公表物質 |
11000(4.03) | 困難 | 9.1 |
| 3 | パーフルオロカルボン酸類 未公表物質 |
19000(4.27) | 困難 | 12.1 |
| 4 | パーフルオロカルボン酸類 未公表物質 |
10000(4.00) | 困難 | 10.2 |
| 5 | パーフルオロシクロヘキサン類 未公表物質 |
7700(3.89) | 困難 | 4.75 |